2011年1月30日日曜日

Soundgarden - Down on the Upside

Down on the Upside

ロニー・ジェムス・ディオ在籍時のブラック・サバスと比較しがちだが、最初の2曲は初期(オジー・オズボン在籍時)の頃を彷彿させる。
サウンドは暗黒ダウナー路線から脱却し、比較的キャッチーになったと思う。
しかしどっぷり浸かったようなワウ、精神世界、非ポピュリズムと無機質なサイケ色は薬物をも彷彿させる。
サイケデリィック・ロックに相応しいリズム、音質、アティチュードは個性の一つではある。
だが本作でキム・テイルのヘヴィ・メタル志向に嫌気がさしクリス・コーネルは脱退する。
オルタナティブと60、70年代のサイケイズムは精通している証なのかもしれない。
個人的には「Superunknown」よりも本作のほうが佳作が揃っていて好きだ。

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