2011年1月22日土曜日

Slayer - Reign in Blood

Reign in Blood

文句なしのアレンジ力と曲構成だった。
切れのある鋭いリフが次から次へと洪水のように押し寄せるようなダイナミックさが圧巻だった。
フェード・アウトしたと思ったら、新たな展開へと吸い込まれる。
ミドルで攻めたら急にトップギアに入れ替わる、まるでボクシングのような殴打。
プログレの手法にも似たような術をスラッシュメタルで表現し、ドラマティックになりつつもタイトに纏め上げられている。
デイブ・ロンバートンのドラミングも注目だろう。
現在でこそバス・ドラ主体ではあるが、手数勝負のこの人だからこそ味わえる緩急術。
神が宿ったとしか思えない。

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