2011年1月29日土曜日

At the Gates - Slaughter of the Soul

Slaughter of the Soul

パンテラの「悩殺」と比較されたり、メロ・デスにカテゴライズされたりとモダン・ヘヴィネスをも凌ぐ勢いは圧巻としか云いようがない。
ルーツはセルティック・フロスト、ポゼスト、初期スレイヤー等、闇の帝王達が浮上する。
しかし彼らのリアルでの凶暴性を示唆するかのような強烈なサウンドには脳味噌が吹き飛ばされそうでありスリリングだ。
魂の叫びのような暴虐性とマシンガンのようなビートが小刻み良く衝突しあっている。
彼らが抱くフラストレーションをそのまま音として代弁し、聴き手にもその凄さが伝わってくる。
当時のラウド系の中でも、この異色なサウンドはやはり孤高の域だと云ってもいいだろう。

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