2011年2月1日火曜日

パンテラ - 鎌首

鎌首

過去の3作品で全てのエネルギーを使い果たしたような印象を受けた。
それでも佳作級の楽曲をコンスタントに作れるところは恐れ入る。
ラウド系を追求し厚みを出すためにフィル・アンセルモの咆哮がやや消化不良気味だったと思う。
怒りを攻撃作用としてきた黄金期、未来に何を求め表現していくのか。
要は怒れる大人であり続けれるか?と拷問したくなる。
本作においては迷いが生じて、少々中途半端だったと思う。
エモーショナルとセンスが最大の武器であったが、新たなヘヴィ・メタルを追い求めるあたりは評価すべき点ではある。

0 件のコメント:

コメントを投稿