2011年2月1日火曜日

Metallica - Master of Puppets

Master of Puppets

彦摩呂風に表現すれば「リフの玉手箱や」・・・。
それはさておき。
スラッシュの革命児は楽曲のクオリティを上げ進化していく。
分岐点と云わざるを得ない本作だが、決してスラッシュを否定するのではなく彼らの目指すモダン・ロックが描かれている。
クリフ・バートン在籍時の貴重な4ショットも有難い。
それでも特攻スラッシー・ワールドは健在であり、へヴィでゴリゴリ感あるリフと劇的な展開を遂げる構成力は天才の域だと云っても過言ではない。
現代のラウド・シーンが発展しているのも彼らの努力の賜物なのである。
その創始者達の黄金期であった名作集。
ラーズ・ウルリッヒ、ジェームス・ヘッドフィールドの最強クリエイター達による最高の美学メタルがここにはある。

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