彼の師匠であるピーター・グリーンのカバー集だ。
ブルース・ワールド全快だ。
③、⑧、⑩あたりのスローでエッヂのあるアグレッシヴなブルーズィ・ロックのほうが享楽の境地へと酔いしれる。
ハード・ロックよりもブルース系のソリッドなギターソロのほうが刺激的だった。
それはイングヴェイ・マルムスティンがジミー・ヘンドリックスのカバーをやっている背景と同じ感覚に思えた。
個人的にゲイリー・ムーアにはもっとBBMみたいな60年代のブルース&ロックをやってほしいところだが、それを全編通して本作で追求するのは無理なのだろう。
しかし厳ついブルースを追い求めている方にはお勧めの作品だと思う。
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