2011年2月27日日曜日

SLAYER - Diabolus in Musica

Diabolus in Musica

スラッシュ四天王であるSLAYERの7作目のアルバム「悪魔の鎮魂歌(レクイエム) - Diabolus in Musica (1998年)」である。
ベースは既存の突出性なスラッシュ・ビートが交差していた。
しかし漬物程度のお供え物とばかりにヒップ・ホップを取り入れていたことに驚いたのが第1印象だった。
一瞬ではあったが、奇跡のコラボを堪能できた。
華やかだった90年代初期、そして進化論を問われる本作。
少々、ギアチェンジしたものの基本的に何ら変わってない。
軸を振らさずに制限されたコード進行で、これだけのダイナミックな表現をできるとは圧巻だ。
SLAYERには衰退論なんてありえないのだろう。
怒れる大人と云うより、メッセンジャーなのだろう。
溢れ出すエモーショナルが堪能できる。
毎回違ったアプローチで圧倒するエネルギッシュなサウンドが素晴らしかった。

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