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2011年2月20日日曜日

Japan - Gentlemen Take Polaroids

Gentlemen Take Polaroids

ファイナル・ファンタジーのサントラにも通ずる透明な世界。
ビジュアル/グラムの星は孤高の存在へと進化した。
短期政権でありながらバージョン・アップしていくナルシスター達。
自身の中で思い描かれる残像に酔い浸れる心地良さ。
正に彼らの魔術に填って沈んでいくようだ。
過去の背景、創作された世界と何にでも陶酔してしまう悲しい展開は残酷すぎる。
しかしそれも彼らの美学であり、そこで体感できるのがミュージックなのかもしれない。
誰も辿ることができないエリアへ彼らはいとも簡単に到達し消え去った。
幻影なる世界へと・・・。
名作である。

2011年2月2日水曜日

ダリル・ホール&ジョン・オーツ - フロム・A・トゥ・ONE

フロム・A・トゥ・ONE(紙ジャケット仕様)

音楽は古き良き時代を蘇らせてくれる。
その魔力は音楽そのものの醍醐味の一つだと思う。
聴いていたタイミング、感情、アティチュード、恋愛・・・様々な要素が絡むのは必須で各々により異なってくる。
それを教えてくれた80年代王道のトップを走り続けたホール&オーツのベスト盤だ。
ブラックポピュラーとの融合も云うまでもない。
廃盤と化した曲にも逸作があっただけに残念だが、それでもA面中心の構成でこれだけのアートが味わえる。
私のミュージックの原点であり、それは揺るぐものではない大切な資産だ。
教科書を論評している感じだが、自然に入れる感覚は分析のしようがない。
それが本来得る感性でありミュージックの本質なのだろう。

2011年1月26日水曜日

Paul McCartney - Press to Play

Press to Play

聴き手を巧く誘導させる術を知っている「ポピュラー音楽史上最も成功した作曲家」。
商業ポップロックでありながらも惹きつけられる世界観は圧巻だ。
シンプル&キャッチーでユーザ目線でありつつも、ポールが作った迷路に陥り共感してしまう。
本能の中で巧くロジックが働き、洗練されたポップスを簡単にクリエイトできるセンス。
その中でもシングルカットされた「Press」は素晴らしかった。
しかし、80年代の傾向とは云えども、普遍的なアメリカン・ロックが少々退屈だった。

2011年1月24日月曜日

Hall & Oates - Private Eyes

Private Eyes

エンターテイメント抜きで、80年代洋楽においてのキング・オブ・ポップスは間違いなく彼らだと思う。
マイケル・ジャクソンはダンスありきであり、ミュージックとして堪能するまでには至らなかった。
激戦区だった80年代でも孤高であり、彼らの一つの方程式が散りばめてある。
個人的には『Unguarded Minute』の完成度の高さに圧倒されたが、それらを支えるエキストラ曲も素晴らしい。
80年代のポップスは彼らの独断場だった。

Howard Jones - Human's Lib

Human

エレクトリック・ポップとニューウェーヴを独自の理論で解体し、世界制覇を成し遂げた衝撃のデビュー作。
大人な恋愛ストーリーを描き、自然と体内に響き渡るような見えない魔力を持っている。
大ヒットシングル『NEW SONG』を筆頭に佳作の宝庫で文句なしの名作だ。
後半も失速することなくクラシカル・コードに美麗なメロディを重ね合わせている。
天才とは正に彼のことを指しているのだと思う。

2011年1月16日日曜日

カジャグーグー - 君はToo Shy

君はToo Shy

云わずと知れた80年代王道ポップの先駆け。
楽曲の質も高次元ながら各楽器群の演奏レベルも素晴らしい。
個人的にはニック・ベッグスのベースラインが好きだ。
ジャケを見ても分かるようにビジュアルも格好いい。
何を取っても完璧だ。
浮遊で切ないメローが胸にキュンとくる、この青春ポップは永遠の思い出だ。