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2011年3月10日木曜日

Van Halen - Van Halen(炎の導火線)

Van Halen

Van Halenの不朽の名作「Van Halen(炎の導火線)」である。
ハード・ロックの代名詞、定義と言っても過言ではないだろう。
レッド・ツェッペリンにも劣らない、アグレッシヴなテンションの若かりしエディ・ヴァンヘイレンとデイヴ・リー・ロスの強力なパッションに鳥肌が立つ。
初期衝動の如く、彼らの抱くアティチュードとロジックはアメリカン・ハード・ロックの礎となった。
50年代のブルースの破片を繋ぎ合わせたモダン志向は新たな音楽を創作してしまった。
テクニックと楽曲の質を極めた稀にしか見ることのできない蜃気楼みたいだ。
70年代ロックの魔力は凄まじいものだった。

2011年3月1日火曜日

Thin Lizzy - The Peel Sessions

The Peel Sessions

1994年に発表されたThin Lizzyのベスト・アルバム(The Peel Sessions)である。
シンプルに創作し、それらが響き渡るからこそロックは存在する。
テクニック志向なバンドがメインストリームへと変化しようが、自身の描く世界をシンプルに表現した奇才家フィル・ライノット。
あのゲイリー・ムーアでさえもフィルのフローの中に収めさせるカリスマ性はさすがの一言につきる。
開拓者達には毎回不思議な魔法が生じる。
理由は解らないが、フィル・ライノットに関しても同様に70年代初期のThin Lizzyには不思議な力が働いていた。
勿論それは天性なものなのだが辛辣ながらもクリエイターと聴き手が共有できるような独特の空間があった。
それがThin Lizzyのオリジナルであり、唯一無二なのだろう。
70年代のロック黄金期に取り残されたイメージが強いが、あまりの斬新さにリスナーが追いつけなかったのかもしれない。
本物のロックを追求したい方にはオススメしたくなる逸品だ。

2011年2月20日日曜日

Led Zeppelin - Physical Graffiti

Physical Graffiti

70年代最も成功したロック・バンドであるLed Zeppelin。
ライブ盤を見ても分かるようにサイケデリックな演出が満載である。
本作もそんな要素がある。
「歴史は繰り返される」と同じく音楽にも同様の連鎖がある。
テクニック志向の先駆けではあるが、アルバムにおいては聴き手の論理を熟知しているようだ。
そこは、このバンドの頭脳であるジミー・ペイジのポテンシャルなのだろう。
ドラッグを彷彿させるワウとループの緩急術で攻めて来る巧さが光っていた。
独特の浮遊感で輝き放つミステリアス。
佳作級の粒子が揃い、新たなLed Zeppelinワールドが堪能できる。
静と動が見事に構築された歴史に残る名作だ。

Henry Cow - Leg End

Leg End

終始スリリング且つ穏やかでアヴァンギャルドな世界。
陶酔空間、創造性を向上させるフィット感、興奮作用。
様々な用途として楽しめる要素を備えている。
奇才プログレの雄、ヘンリー・カウの73年ヴァージン作。
お行儀良い不協和音は真夜中に聴くと物凄い効能と化す。
味わったことのない世界へと導かれる不思議な力。
汚染されていないフラットな優等生なグルーヴは圧巻だ。
高次元な構築美に餓えている貴方には最適の1枚となるはず。

2011年2月9日水曜日

Queen - Queen

Queen

ロック・オペラの代表格であるQueenの衝撃のデビュー作。
60年代後半のクラシック・ロックとは少々異なって、シンプルなロックの中にストーリーが練り込まれている。
様式美の中で構成、演出、グルーヴが堪能できる。
ロックの分岐は多々あるが最早ここまでくると脱帽だ。
表現者としての独特の世界に何となくだが魅了されてしまった。
全てを受け入れるまでには至らないが、あの当時でこれほどのスキルを発揮できるポテンシャルは圧巻だ。
逆にあの激戦区だった当時だからかもしれない。

2011年2月8日火曜日

Yes - Relayer

Relayer

『ロンリーハート』のイメージが強いが全くの別モノ。
犬猿の仲であったPink Floydがシンセサイザーをメインとした雰囲気重視で表現するタイプであるとするならば、Yesは人間の最大限の力と技と心が見事に一体化した表現者でないだろうか。
スリリングな展開と交じり合うグルーヴ、それは聴き手すらも飲み込むようなスペクタル・ハード・ポップだった。
リズミカルでキャッチーなメロディーは光輝く世界へと導いてくれるようだ。
80年代はニュー・ロマンティックに転換したとは云え、本作は技術者集団のアートが垣間見れた傑作集であり、クラウトやカンタベリーに属さないバンドが存在したことに驚いた。
やはり70年代のYesは最強である。

2011年2月4日金曜日

セックス・ピストルズ - 勝手にしやがれ!!

勝手にしやがれ!!

暴言ったぷりの爽快ノイズで突っ走る不良軍団の歴史に残る名作アルバム。
演奏技術が高いプログレッシヴ・ロックなどがピックアップされる激戦区の70年代に下手でも表現できる可能性を示した反体制改革バンド。
オルタナティブやグランジ・ロックの原形を堪能できる。
しかし個人的にはアティチュードには惹かれるものの、それを音楽としてアルバムで感じるには無理があった。
だがリアルタイムで味わっていれば違った評価になったかもしれない。
70年代の異端児達は伝説となった。

2011年1月21日金曜日

はっぴいえんど - 風街ろまん

風街ろまん

滑らかな傾斜ロックと比喩したくなる。
ゆったり流れてくる『夏なんです』が昔の田舎の描写サントラみたいでリアリティ溢れている。
意味もない言葉とリズミカルなファンク・ロックが交錯する。
ブルースを取り除いた和製Led Zeppelinと云ったところだろうか。
カントリー調なども巧く日本語と絡み合って良かったと思う。
こんな素晴らしいロックが60年代既に存在していた事実に驚嘆を覚えた。

Mahavishnu Orchestra - Lost Trident Sessions

Lost Trident Sessions

静寂な悲壮物語から一変、アヴァンギャルドな躍動グルーヴが飛び交う。
タイトル通りセッションから生まれた様々な感情や表情が見え隠れする。
時折Magmaを彷彿させ、カンタベリー系のようなリズミカルなユニゾンから枝分かれする楽器群のバランスが素晴らしかった。
ロックの要素もあり、フリージャズの中で様々なグルーヴが衝突しあっている。
個人的には異質なダークさで迫り狂う『Steppings Tones』がお勧めだ。
テクニカル・プログレなのだが、意外とタイトに纏め上げられた中々の良作だった。

2010年4月24日土曜日

james gang

JamesGang Channel Nowplaying.

やっぱり格好イイね♪
エッヂが効いてパワフルなリフがダイナミックに伝わってくる。
60、70年代のロックは最高だ。