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2011年3月25日金曜日

Katharine Whalen - Katharine Whalen's Jazz Squad

Katherine Whalen

必ずバーに行ったら聴きたくなるようなオールド・ジャズ。
キャサリンが男を誘うようなクリーンな美声にうっとりとしてしまう。
ミステリアスな独特の雰囲気が切なく、そして愛しい。
鉱石ラジオのような古いアナログ空管から聴いている感覚だった。
ラフに始まり、物語が進行していくようにシリアスへと陥り、最後はハッピーエンドの如くフェード・アウトし、去っていく。
貴重な作品だ。

2011年1月27日木曜日

NORAH JONES - Come Away With Me

Come Away With Me

さりげない囁きソングとは裏腹にスケールの大きいストーリーが奏でられていた。
何気ない普段の歩みは実は物凄い充実しているのだと訴えかけているようだった。
技術や歌唱などは語るまでもなく、ただ単にこのモダン・ジャズに浸るだけで良いのだ。
それが本来、私達が求めているミュージックではないだろうか。
本物が認められるアメリカという国の器の大きさを感じる。
ツボに入るまでには至らないまでも自然と入り込める感覚が心地良かった。

2011年1月21日金曜日

Albert Ayler - Spiritual Unity

Spiritual Unity

ダーティで荒れ狂った野原でフラットなサックスが舞っていた。
そこに憂鬱さとダークが入り混じり、さり気無く大人な世界を演出している。
異端児が放つ繊細と苦悩の最果ての地は、実は快楽が待っている。
私にはそう思えてしまった。
ジャズ版ピカソであり、思うがままの感情を最大限サックスで吠えまくっていた。
汚い世界に溺れてみるも良し。
ジョンゾーンの世界は間違いなく彼から受け継がれたものに違いない。

2011年1月19日水曜日

Joe Henderson - Inner Urge

Inner Urge

様々な感情や風景が入り混じりするリアリズム。
平淡な道が突如として険しくなっていくようなストーリー性が面白かった。
少しも聴き逃せない情熱と迫力が終始伝わってきた。
リズミカルな吸引力で聴き手を巧く誘導していく。
際立ったインパクトは無かったものの、何故か癒されたり、浸ったりしてしまう、一種の暗示をかけられた感覚だった。
表面は普遍なジャズだが時折フラットに揺れていく瞬間が個人的には爽快だった。

2011年1月18日火曜日

阿川泰子 - Le Cinema

Le Cinema
夜中に1人で聴きながら、お酒でも呑みたくなる。
映画音楽のカバー集だが、阿川ワールドに引き込まれる。
名曲『My Favorite Things』はよくカバーされるが、やっぱり彼女の声が一番合っている。
個人的に2曲ほどしかお気に入りがなかったが、それでも魅力的なジャズィワールドが展開する。