2011年3月25日金曜日

TNT - ファイアフライ

ファイアフライ

批難の嵐だったTNTの8枚目のフルアルバム「ファイアフライ」である。
個人的に生涯無縁だと思っていたバンドが某雑誌の酷評レビューのお蔭で辿りつく事ができた。
彼らが嫌うようなモダンテイストが満載である。
それまで応援し続けたファンは納得できないかもしれないが、それまでが納得できない私が納得してしまった。
この矛盾たるものが音楽の魅力の一つなのかもしれない。
万人に受けることは不可能である。
ラウド系に転進したとは云え内容は濃い作品だった
プレス群による余計な付着物のような表現には納得できなかった。
とにかく吹っ切れたような魅惑のサウンドに間違いはない。
確かに攻撃的になると凡百のラウド系と比較しても捨て曲は多いし大差は無いが、シンプルなバラード系は聴き入ってしまう。
素直にこの作品に出会えてよかったと思った。

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