2011年3月15日火曜日

The Red Hot Chili Peppers - One Hot Minute

One Hot Minute

前作「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」で成功を収めたレッド・ホット・チリ・ペッパーズの6枚目のアルバム「ワン・ホット・ミニット」である。
ギターが麻薬依存に陥り、ジェーンズ・アディクションのデイヴ・ナヴァロに交代している。
その影響からか全体的にロック色が強かった。
個人的には初期のラップやファンクなどのフリーダムな攻撃性は好きだったが、本作も申し分無いほど素晴らしくまとまっている。
更に凄いのは彼らのエモーショナルとデイヴ・ナヴァロ色が巧く融合しあっている。
変態エロリスト集団の奇襲攻撃にノック・アウトされてしまった。
自然と躍動したくなるグルーヴや人情味溢れたパワー・バラードなど、思いのたけを全て出し尽くした印象だった。
ボキャブラリー豊富のタフガイ・ロック。
それは正しく彼らが成長した証しだと思う。

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