2011年3月10日木曜日

キャラヴァン・ファースト・アルバム~コンプリート・エディション(紙ジャケット仕様)

キャラヴァン・ファースト・アルバム~コンプリート・エディション(紙ジャケット仕様)

カンタベリー系重鎮バンドであるキャラヴァンのバージン作。
Yesのスティーブ・ハウのソロから考察しても、当時のプログレ・シーンとの関連性が何となくだが見え隠れする。
サイケなソフト・マシーンを根こそぎ取っ払った印象だ。
毎日が聴き入れ態勢とはいかないでも、病的悩殺メローはダークネス精神とリンクしている。
これがミュージックの魔力である。
昭和40年代の青春ソングを彷彿させるメランコリー・ポップが満載である。
しかし突き詰めたらビリー・バンバンの世界観をも匂わせる。
『Policeman』、『Cecil Rons』は最高の瞬間を味わうことができる。
スマパン中毒者にも訴える要素もあると思う。
あらゆる受け皿との可能性を大きくしたカリスマ性は流石だ。
危険なニオイも兼ね備えているので過度な吸引には御注意を。

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